コラム2020年03月16日 かこみコラム 公益通報者保護法の改正案が国会提出、役員等を公益通報者に(2020年3月16日号・№827)

公益通報者保護法の改正案が国会提出、役員等を公益通報者に

 政府は3月6日、「公益通報者保護法の一部を改正する法律案」を閣議決定し、国会に提出した。事業者に対し、内部通報に適切に対応するために必要な体制の整備等(窓口設定、調査、是正措置等)を義務付ける(従業員数300人以下の中小事業者は努力義務)とともに、実効性確保のために行政措置を導入する。また、内部調査等に従事する者に対し、通報者を特定させる情報の守秘を義務付け、同義務違反に対する刑事罰(30万円以下の罰金)を導入する。そのほか、公益通報者の範囲に、従来の労働者に加え、退職者(退職後1年以内)や役員を追加する。公布の日から2年以内に施行される。

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