税務ニュース2020年07月01日 令和2年分の平均路線価は1.6%上昇 鳩居堂前が路線価の過去最高額を4年連続更新
速報 News Wave
国税庁は7月1日、令和2年分の路線価等を同庁ホームページで公表した。令和2年分の全国の平均路線価(標準宅地の評価基準額)は「+1.6%」と5年連続で上昇した。平均路線価の状況を都道府県別では、上昇した都道府県の数は21にのぼっている。山形県及び山口県が下落から上昇に転じる一方で、兵庫県が変動率0.0%から下落に転じた。
また、都道府県庁所在地都市の最高路線価(表参照)をみると、最高路線価が上昇した都市は前年から5都市増えて38都市にのぼっている。なお、全国で路線価が最も高かったのは、35年連続で「東京都中央区銀座5丁目」(鳩居堂前を含む4地点)であった。その1㎡当たりの路線価は「45,920千円」(前年比+0.7%)で、路線価の過去最高額を4年連続で更新している。
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