一般2026年06月27日 農作物50品種に流出可能性 中韓で販売か、農水省調査 種苗法改正で対策強化へ 提供:共同通信社

愛媛県の高級かんきつ「紅プリンセス」を含め、日本で開発された約50品種の農産物の種苗が中国や韓国に流出し、インターネットサイトで無断販売された可能性があることが26日、分かった。農林水産省が昨年実施した調査で判明した。政府は今国会で種苗法を改正し、対策を強化する方針。
農水省が昨年7~9月に中国や韓国の種苗会社などのインターネット販売サイトを調査したところ、日本で開発された新品種と同じ名称や、類似の名前の種苗が50種程度確認された。紅プリンセスは「紅公主」などの名称で販売されていた。
そのほか、青森県が主な産地のリンゴ「トキ」、奈良県開発のイチゴ「古都華」、三重県開発のイチゴ「かおり野」、福島県や山形県で生産されるモモ「西王母」も売られていた。品種登録前に流出している可能性がある品種もある。農水省は2020年にも同様の調査結果を公表しており、36品種に流出の可能性があると発表していた。
過去には農研機構が約30年かけて開発したブドウ「シャインマスカット」が中国や韓国に流出して、損失額は少なくとも年間200億円弱に上るなど、被害は深刻だ。
政府は今国会で審議中の種苗法改正案に、品種登録前でも第三者による無断輸出を差し止められる仕組みを盛り込み、流出対策を強化する。品種の開発者に代わって国内外で権利の保護や活用を請け負う専門機関を立ち上げることも検討している。
(2026/06/27)
(本記事の内容に関する個別のお問い合わせにはお答えすることはできません。)
人気記事
人気商品
関連カテゴリから探す
-

-

団体向け研修会開催を
ご検討の方へ弁護士会、税理士会、法人会ほか団体の研修会をご検討の際は、是非、新日本法規にご相談ください。講師をはじめ、事業に合わせて最適な研修会を企画・提案いたします。
研修会開催支援サービス -















