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会計ニュース2004年03月25日 デット・デット・スワップの契約書ひな型が公表される 商工中金がDDSの普及を図る

 商工中金はデット・デット・スワップ(DDS)の契約書(参考例)をホームページで公表している。これは、商工中金が手がけた例を参考に、他の金融機関がDDSを行う場合の契約書作成の一助とするために公表されたもの。破産、会社更生、民事再生、特別清算、会社整理の各場合における劣後特約が記載されたものとなっている。
 2月26日に改訂された金融検査マニュアル別冊〔中小企業融資編〕では、金融機関が過剰債務を抱えた中小企業の再生を図るために既存の貸付金を資本的劣後ローン(返済順位が通常ローンに比べて劣後するローン)にデット・デット・スワップ(DDS)を行った場合には、金融検査において、当該資本的劣後ローンを資本とみなすことができることとされている(B/Sの資本の部が増加するわけではないことに注意)。このようなメザニン・ファイナンスの伸びは資金調達手段の多様化に資することから、中小企業支援の観点からは歓迎される動きといえる。
 もちろん、本契約書のひな型の利用は金融機関に限定されたものではない。事業会社等が利用する際にも参考となるといえる。4月からは投資事業有限責任組合(ベンチャーファンド)も融資が可能となる予定だ。契約書ひな型の公開でDDSのみならず、メザニン・ファイナンスの普及にも弾みがつきそうだ。

詳細はこちら
http://www.shokochukin.go.jp/information/info040322.html

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