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会計ニュース2004年04月01日 FASF・投資家サイドの意見を求めるアドバイザー制度を創設 新委員会メンバーも明らかに

 わが国の会計基準の設定主体である企業会計基準委員会の母体である財務会計基準機構(FASF)は4月1日、新たにアドバイザー制度を創設したことを明らかにした。アドバイザーは企業、アナリスト、学者ら7名(以下参照)。投資家サイドの意見を取り入れる目的で創設された。委員会での議決権はないが、審議に関する意見を求める。
 また、企業会計基準委員会の委員の任期満了に伴う改選も3月30日に行われ、4月1日付けで新メンバーが就任している。新たに就任したのは3名(以下参照)。なお、委員長(現在は斎藤静樹氏)は4月13日の同委員会で互選され、副委員長(現在は西川郁生氏)は委員長の指名により、改めて選任されることになる。

(アドバイザー)
岩間 一眞(第一生命保険(相)取締役)
佐藤 行弘(三菱電機㈱上席常務執行役兼取締役経理部長)
辻 松雄(全国銀行協会企画部次長)
藤田 裕一(東京海上火災保険㈱経理部次長)
丸山 明(野村證券㈱執行役)
山本 高稔(モルガン・スタンレー証券会社副会長)
吉野 直行(慶応義塾大学経済学部教授)

(企業会計基準委員会・新委員)
梅山 勉(全国銀行協会参与)
山田 浩史(松下電器産業㈱経理グループ参事)
米家 正三(伊藤忠商事㈱食料経営管理部長)

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