会計ニュース2004年07月29日 東京証券取引所・株価が2円を下回れば上場廃止へ 9月初旬から施行予定
東京証券取引所は7月27日、時価総額に係る上場廃止基準の見直し案を公表した。株価が2円を下回り、3か月以内に上回らなければ上場廃止するとしている。8月2日まで意見募集した後、9月初旬を目処に施行する予定だ。
現行では株式数が多ければ上場廃止にならないケースも
現行の上場廃止基準によれば、上場銘柄の上場時価総額が10億円(マザーズの場合は5億円)に満たない場合には、9か月以内(3か月以内に事業改善計画書等を提出しない場合には3か月以内)に10億円以上にならなければ上場廃止となっている。
しかし、株価が低く市場評価が著しく低下している上場銘柄であっても、上場株式数が多ければ、現行の上場廃止基準には抵触しないという問題点があった。このため、東京証券取引所では、今回の見直し案において、現行の上場廃止基準に加え、「上場時価総額が上場株式数に2を乗じて得た数値に満たない場合において、3か月以内に当該数値以上にならないとき」、簡単にいえば、株価が2円を下回る場合には、3か月以内に株価が回復しなければ上場廃止とするもの。
なお、この場合の上場時価総額とは、日々の終値を用いて算出した月間平均の額又は月末時点の終値を用いて算出した額のこと。
http://www.tse.or.jp/guide/comment/040727js.pdf
現行では株式数が多ければ上場廃止にならないケースも
現行の上場廃止基準によれば、上場銘柄の上場時価総額が10億円(マザーズの場合は5億円)に満たない場合には、9か月以内(3か月以内に事業改善計画書等を提出しない場合には3か月以内)に10億円以上にならなければ上場廃止となっている。
しかし、株価が低く市場評価が著しく低下している上場銘柄であっても、上場株式数が多ければ、現行の上場廃止基準には抵触しないという問題点があった。このため、東京証券取引所では、今回の見直し案において、現行の上場廃止基準に加え、「上場時価総額が上場株式数に2を乗じて得た数値に満たない場合において、3か月以内に当該数値以上にならないとき」、簡単にいえば、株価が2円を下回る場合には、3か月以内に株価が回復しなければ上場廃止とするもの。
なお、この場合の上場時価総額とは、日々の終値を用いて算出した月間平均の額又は月末時点の終値を用いて算出した額のこと。
http://www.tse.or.jp/guide/comment/040727js.pdf
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