税務ニュース2004年08月09日 都心部の高度商業地区の路線価は上昇傾向顕著に(2004年8月9日号・№078) 東京局、浦安などの住宅地でも路線価上昇
都心部の高度商業地区の路線価は上昇傾向顕著に
東京局、浦安などの住宅地でも路線価上昇
8月2日に全国の路線価図等が一斉に公表された。東京局管内全体としては、下落傾向が続いているが、東京局管内の84署の最高路線価では、横ばいの地点が大幅に増加した(平成15年分6署⇒平成16年分15署、最高路線価が上昇している税務署は、平成15年分・平成16年分いずれも7署)。
地価は二極化、利便性の評価も
都心部の高度商業地区、海外ブランド店舗の立地が進んだ地区、再開発や交通基盤整備が行われた地区(銀座・丸の内・日本橋・表参道・品川駅東口・六本木周辺)では、昨年に引き続き、上昇・横ばいの傾向を見せている。
住宅地では、高度商業地区に隣接する地域(渋谷区神宮前・港区南青山・千代田区内)、目黒区青葉台・田園調布駅周辺などのブランド力のある高級住宅地で上昇している。このほか、柏署の最高路線価(柏駅前)が千葉県内税務署の最高路線価として12年ぶりに下げ止まり、千葉県浦安市の京葉線沿線の住宅地(浦安市舞浜・浦安市美浜)で路線価が上昇した。郊外の住宅地が、区画整理や再開発などの特殊な個別事情によらないで上昇したことは地価の動向として注目すべきであろう。交通機関の整備など住宅地としての利便性の高さが評価された格好だ。
一方、周辺部においては、駅前の店舗の閉鎖等により、最高路線価が大きく下落している地点も見られている(甲府署▲21.2%、木更津署▲18.8%、茂原署▲17.2%)。
東京局、浦安などの住宅地でも路線価上昇
8月2日に全国の路線価図等が一斉に公表された。東京局管内全体としては、下落傾向が続いているが、東京局管内の84署の最高路線価では、横ばいの地点が大幅に増加した(平成15年分6署⇒平成16年分15署、最高路線価が上昇している税務署は、平成15年分・平成16年分いずれも7署)。
地価は二極化、利便性の評価も
都心部の高度商業地区、海外ブランド店舗の立地が進んだ地区、再開発や交通基盤整備が行われた地区(銀座・丸の内・日本橋・表参道・品川駅東口・六本木周辺)では、昨年に引き続き、上昇・横ばいの傾向を見せている。
住宅地では、高度商業地区に隣接する地域(渋谷区神宮前・港区南青山・千代田区内)、目黒区青葉台・田園調布駅周辺などのブランド力のある高級住宅地で上昇している。このほか、柏署の最高路線価(柏駅前)が千葉県内税務署の最高路線価として12年ぶりに下げ止まり、千葉県浦安市の京葉線沿線の住宅地(浦安市舞浜・浦安市美浜)で路線価が上昇した。郊外の住宅地が、区画整理や再開発などの特殊な個別事情によらないで上昇したことは地価の動向として注目すべきであろう。交通機関の整備など住宅地としての利便性の高さが評価された格好だ。
一方、周辺部においては、駅前の店舗の閉鎖等により、最高路線価が大きく下落している地点も見られている(甲府署▲21.2%、木更津署▲18.8%、茂原署▲17.2%)。
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