税務ニュース2004年11月12日 インターネット取引者の申告漏れ、全体平均の3割増 国税庁「ネットオークションなどでの副収入にも着目」
国税庁は11月4日、平成15事務年度における所得税及び消費税調査等の状況を発表した(下記リンク参照)。これによると、平成15年7月から平成16年6月までの間に行った所得税(譲渡所得除く)実地調査の申告漏れ件数割合は前年と同様の87.0%、実地調査1件当たりの申告漏れ所得金額は過去10年間で最も多い723万円に上ったことがわかった。なお、1件当たりの事業所得の申告漏れ所得金額が最も高額な業種は、3年連続で、貸金業、風俗業、病院の順番だった。
また、国税庁は今回初めて、インターネット取引者における調査状況を記者発表し、ネットオークションなどで多額の利益を得ているにも関わらず申告していないケースなどに対する取組みを強化していくことをアピールしている。これによると、1,221件のインターネット取引者への調査の結果、1件当たりの申告漏れ所得金額が955万円に上り、実地調査全体平均の1件当たりの申告漏れ金額(723万円)を3割以上上回ったことがわかった。
http://www.nta.go.jp/category/press/press/2830/01.htm
また、国税庁は今回初めて、インターネット取引者における調査状況を記者発表し、ネットオークションなどで多額の利益を得ているにも関わらず申告していないケースなどに対する取組みを強化していくことをアピールしている。これによると、1,221件のインターネット取引者への調査の結果、1件当たりの申告漏れ所得金額が955万円に上り、実地調査全体平均の1件当たりの申告漏れ金額(723万円)を3割以上上回ったことがわかった。
http://www.nta.go.jp/category/press/press/2830/01.htm
当ページの閲覧には、週刊T&Amasterの年間購読、
及び新日本法規WEB会員のご登録が必要です。
週刊T&Amaster 年間購読
新日本法規WEB会員
試読申し込みをいただくと、「【電子版】T&Amaster最新号1冊」と当データベースが2週間無料でお試しいただけます。
人気記事
人気商品
-
-
団体向け研修会開催を
ご検討の方へ弁護士会、税理士会、法人会ほか団体の研修会をご検討の際は、是非、新日本法規にご相談ください。講師をはじめ、事業に合わせて最適な研修会を企画・提案いたします。
研修会開催支援サービス -
Copyright (C) 2019
SHINNIPPON-HOKI PUBLISHING CO.,LTD.