コラム2012年08月27日 【ゴーイング・コンサーン】 GC注記、理由は継続的な収益性の回復を確認できず(2012年8月27日号・№464)
GC注記、理由は継続的な収益性の回復を確認できず
平成24年4月期決算では1社
東京証券取引所などに上場している企業の平成24年4月期決算会社では、インスペックの監査報告書において、4期連続で継続企業の前提(いわゆるゴーイング・コンサーン)に関する注記の追記情報が付されたことがわかった(下掲参照)。
同社の場合、受注実績が当初計画から大幅に乖離するなど、依然として継続的な収益性の回復を確認できるまでには至っていない状況にあることが注記の理由とされている。
平成24年4月期決算では1社
東京証券取引所などに上場している企業の平成24年4月期決算会社では、インスペックの監査報告書において、4期連続で継続企業の前提(いわゆるゴーイング・コンサーン)に関する注記の追記情報が付されたことがわかった(下掲参照)。
同社の場合、受注実績が当初計画から大幅に乖離するなど、依然として継続的な収益性の回復を確認できるまでには至っていない状況にあることが注記の理由とされている。
【全国証券取引所における平成24年4月期決算会社に係る継続企業の前提に関する注記の追記情報の記載状況】 |
会社名 | 業種 (上場区分) | 追記情報の内容(一部抜粋) | 監査法人等 |
インスペック | 電機(マザーズ) | 継続企業の前提に関する注記に記載されているとおり、会社は前々事業年度において営業損失224,415千円を計上している。前事業年度においては営業利益10,760千円を計上したものの、当事業年度においては受注実績が当初計画から大幅に乖離し、営業損失165,838千円、経常損失140,272千円及び当期純損失140,027千円を計上しており、依然として継続的な収益性の回復を確認できるまでには至っていない状況である。 | 有限責任あずさ監査法人 |
(EDINETおよび各証券取引所の開示資料に基づき編集部が作成) |
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