会計ニュース2003年05月09日 ＡＳＢ・時価評価選択制議論で第三回目の参考人意見聴取を実施 与党案に反対する意見が多数を占める
企業会計基準委員会（ＡＳＢ）は９日、「減損会計及び時価評価の適用に関する緊急検討」における第三回目の参考人意見聴取を実施した。参考人は全部で７名。日本商工会議所の山口信夫会頭や田中弘神奈川大学経済学部教授が与党案に賛成する立場から意見を陳述、その一方で、吉川洋東京大学教授や池尾和人慶応大学教授等が反対の立場から意見を陳述した。
今回で参考人聴取は一段落し、今後は参考人の意見を参考に審議を進める方針。３回の参考人意見聴取を通じた傾向としては、与党案に反対する意見が多数を占める結果となった。
今回で参考人聴取は一段落し、今後は参考人の意見を参考に審議を進める方針。３回の参考人意見聴取を通じた傾向としては、与党案に反対する意見が多数を占める結果となった。
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