会計ニュース2021年04月01日 会計士協会、コロナ禍での監査対応で調査報告 監査手続の一部に制約も必要な監査証拠の入手に努めたと評価
速報 News Wave
日本公認会計士協会は3月26日、「コロナ対応下の監査業務(2020年3月期)に対する自主規制対応 新型コロナウイルス感染症に関連した監査上の対応状況についての調査報告書」を公表した。それによると、リモート業務の増加に伴い、監査証拠の入手方法の変更や監査手続の一部制約などの影響を受けていたことが確認されたが、同協会が公表した留意事項等を参考として、監査スケジュールの見直し、代替的な監査手続の実施、監査証拠としての信頼性の評価等を通じて財務諸表には全体として虚偽表示がないことの合理的な保証を得るために必要な監査証拠の入手に努めていたことが伺えると評価している。
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