コラム2019年11月18日 今週の専門用語 競馬所得の裁判例（2019年11月18日号・№811）
競馬所得の裁判例
競馬所得の所得区分を争点とする裁判例は、事実関係はそれぞれ異なるが、雑所得に当たるものとした最高裁判決2件（①平成27年3月10日第三小法廷判決、②平成29年12月15日第二小法廷判決）及び一時所得に当たるとした東京高裁判決（東京高裁平成28年9月29日判決）がある。課税庁は、最高裁で国が敗訴した2件では、その後関連通達を改正するなどして、最高裁判決の射程範囲の厳格解釈の定着化を図っていた。
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