会計ニュース2025年01月30日 ガーラに課徴金勧告、ソフト開発費を過大に資産計上 証取委、金融庁に課徴金6,495万円
速報 News Wave
証券取引等監視委員会は1月28日、ガーラ(東証スタンダード市場)に対し、令和2年3月期有価証券報告書及び令和2年5月提出の有価証券届出書において、およそ3億円の資産を過大計上する不適正な会計処理を行ったとして、課徴金6,495万円を課すよう金融庁に対して勧告した。IFRSを適用する韓国所在の同社の連結子会社は、スマートフォン向けゲームアプリの開発費について、IFRSにおける資産計上の要件(将来の経済的便益が企業に流入することが期待されること)を満たしておらず、費用計上すべきであったにもかかわらず、資産(ソフトウェア仮勘定又はソフトウェア)として計上しており、同社(日本基準を適用)は、連結財務諸表作成に際し、本来であれば連結子会社の会計処理を修正しなければならなかったが、そのまま資産計上したとしている。証券取引等監視委員会は、問題の背景として、経営陣に会計処理を遵守する意識が欠けており、経理部門の人員も少数にとどまっていたと指摘している。
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