会計ニュース2003年03月11日 ASB・国際会計基準公開草案「株式報酬」に対するコメント提出 概念フレームワーク上の「費用」の定義について見解述べる
企業会計基準委員会は3月7日付けで国際財務報告基準(IFRS)公開草案第2号「株式報酬」に対するコメントを国際会計基準審議会(IASB)に提出した旨を公表した。
同委員会では、現在、「ストック・オプション会計に係る論点の整理」を公表し、検討中であるため、公開草案そのものに対する賛否は表明していないものの、概念フレームワーク上の「費用」の定義とストック・オプションの費用処理との整合性についての見解を示している。それによると、概念フレームワークで採用されている資産負債アプローチは、本来、不適切な資産・負債の認識を排除することが主たる目的であり、費用配分や期間対応といった収益費用アプローチの概念を全面的に否定するものではなく、むしろそれらを相互補完的なものであるとしている。
同委員会では、現在、「ストック・オプション会計に係る論点の整理」を公表し、検討中であるため、公開草案そのものに対する賛否は表明していないものの、概念フレームワーク上の「費用」の定義とストック・オプションの費用処理との整合性についての見解を示している。それによると、概念フレームワークで採用されている資産負債アプローチは、本来、不適切な資産・負債の認識を排除することが主たる目的であり、費用配分や期間対応といった収益費用アプローチの概念を全面的に否定するものではなく、むしろそれらを相互補完的なものであるとしている。
当ページの閲覧には、週刊T&Amasterの年間購読、
及び新日本法規WEB会員のご登録が必要です。
週刊T&Amaster 年間購読
新日本法規WEB会員
試読申し込みをいただくと、「【電子版】T&Amaster最新号1冊」と当データベースが2週間無料でお試しいただけます。
人気記事
人気商品
-
-
団体向け研修会開催を
ご検討の方へ弁護士会、税理士会、法人会ほか団体の研修会をご検討の際は、是非、新日本法規にご相談ください。講師をはじめ、事業に合わせて最適な研修会を企画・提案いたします。
研修会開催支援サービス -
Copyright (C) 2019
SHINNIPPON-HOKI PUBLISHING CO.,LTD.