会計ニュース2003年08月29日 会計士協会・「監査及びレビュー等関連業務の契約書作成について」を公表 契約書のひな型を例示

　会計士協会は８月２９日に、法規委員会研究報告第３号「監査及びレビュー等関連業務の契約書作成について」（７月２２日付け）を公表した。これは、公認会計士の業務の多様化に伴い、財務諸表監査のほか、いわゆるレビュー業務や「合意された手続（Agreed-upon Procedures）」及び「調製（Compilation）」業務又はこれらに類似した業務が実務として実施されていることから、そのような業務に係る契約書の作成に際して留意すべき要件等についてのガイドラインを示すことを目的として取りまとめたもの。
　なお、昨今新たな期待ギャップを生じるのではないかと話題となっている日本道路公団の検算業務は「合意された手続（Agreed-upon Procedures）」に相当する。