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会社法ニュース2014年07月11日 東証、議決権種類株式の上場審査を明確化 7月7日施行

 東京証券取引所は7月2日、議決権種類株式に係る上場審査の観点の明確化のための上場審査等に関するガイドラインを一部改正した。議決権種類株式に係る上場審査では、①議決権の多い株式を利用することにより、特定の者が経営に関与し続けることができる状況を確保することが、株主共同の利益の観点から必要であると認められ、かつ、そのスキームが当該必要性に照らして相当なものであると認められること、②議決権の多い株式の利用の主要な目的が、新規上場申請者の取締役等の地位の保全や買収防衛策ではないこと、③議決権の多い株式の利用の目的、必要性及びそのスキームが適切に開示されていることを確認することを明確化した。7月7日から施行されている。

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