一般2026年02月07日 AI活用で審査体制強化 まんが甲子園、類似作対策 提供:共同通信社

高校生が漫画の腕を競い合う全国高等学校漫画選手権大会(まんが甲子園)で昨年、一度受賞が決まった漫画に類似する作品がインターネット上で見つかるトラブルが起きたことを受け、主催の高知県は6日、審査過程に人工知能(AI)を活用するなどの対策をまとめた。
 大会は国内外の高校生チームが参加。本選は2日間にわたり、与えられたテーマで制作、審査を経て受賞作を決めてきた。だが昨年の大会で最優秀賞作をネット上に発表したところ、直後に類似作品の存在が指摘され、失格となった。
 このため運営を話し合う協議会で対策を検討。予選段階でも本選でもAIの活用などで、テーマに沿った既存作品の有無について情報収集する。生徒に著作権に関する動画を視聴してもらうなど、意識向上も図る。
 また実施要項を見直し、制作でこれまで禁止していたAI技術の利用を限定的に認める。構成やせりふなどを検討する場合を想定している。AIが生成したものをそのまま作品とすることは禁止する。県の担当者は「AI利用は一般的になり、著作権を侵害しなければ問題ない」としている。
 協議会メンバーで漫画家育成などに取り組む「NPOマンガミット」の吉村領(よしむら・りょう)理事長は「高校生にはAIを活用する前に、オリジナリティーとは何かよく考えた上で『これが自分の作品だ』と言えるものを創り上げてほしい」と話した。

(2026/02/07)

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