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一般2026年10月07日 アンダーパスに遠隔遮断機 冠水対策、危険度4分類 千葉豪雨受け国交省指針 提供:共同通信社

 国土交通省は6日、冠水の危険度に応じて全国のアンダーパスを4段階に分類し、最もリスクの高い箇所では、遠隔操作できる遮断機を設置するといった指針をまとめた。8月の千葉県の豪雨で車両が水没して死者が出たことを踏まえ、自治体などの道路管理者に、必要な対策を講じてもらう。自治体の防災対策に使える交付金で財政支援する。
 アンダーパスは、道路や鉄道と立体交差するため、高さが急激に低くなっている道路区間。2025年3月末時点で全国に3841カ所あり、うち約3700は自治体が管理している。
 指針では、予防的な事前通行規制、車両進入防止対策、排水機能の確保などを組み合わせた「多重防御」を進めるとした。国交省によると、アンダーパスに焦点を当てた指針は初めて。井林辰憲国交相は6日の記者会見で「全国の道路管理者に周知し、実効性のある対策を速やかに講じる。予算の要望があれば事業の進捗状況に応じて支援したい」と話した。
 4段階の区分は地形や過去の事故発生状況などに基づき道路管理者が個別に判断するとし、国交省はそれぞれの区分で実施すべき対策をまとめた。
 まず、最もリスクの低い区分4を含めた全ての箇所に、赤色灯の設置を促す。リスクが上がるにつれて必要な対策を追加していき、区分3はバリケードやコーン標識の準備、区分2では遮断機や道路情報板も求める。最もリスクが高い区分1では、遠隔遮断機や冠水を感知して作動する自動遮断機の設置を要請する。
 千葉県の冠水では、アンダーパスの排水ポンプや非常用発電機が作動しなかったことを受け、国交省は点検マニュアルを改定。設備を毎年確認するよう求めている。
 アンダーパスを巡っては、千葉県の豪雨のほか、9月にも福島県いわき市の市道区間で死亡事故が起きている。

(2026/10/07)

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