会計ニュース2004年06月28日 FASF・第7回テーマ協議会を開催(2004年6月28日号・№072) 中小会社の会計について踏み込んだ議論は無し
FASF・第7回テーマ協議会を開催
中小会社の会計について踏み込んだ議論は無し
企業会計基準委員会(ASB)での審議事項を提案する財団法人財務会計基準機構(FASF)のテーマ協議会は、6月17日に第7回の協議会を開催した。
今回のテーマ協議会では、「特許権・商標権等知的財産の価値評価及び会計処理」をASBにテーマアップすべきか否かが議論の中心となった。これは、信託業法改正案が国会で検討されており、知的財産の信託や証券化が認められる方向にあるため、早急な検討が必要という理由に基づくもの。出席者からは、「企業結合時や清算時、融資時はともかく、ゴーイング・コンサーンとしては知的財産の価値評価の必要性は認められない」「無形固定資産のフレームワークを決めてからの話だ」といったコメントが相次ぎ、時期尚早としてテーマアップは見送られた。
また、会計参与問題で注目を浴びる中小会社会計に関しては、ASBでの検討状況が報告されただけで、特に議論の対象とはならなかった。
中小会社の会計について踏み込んだ議論は無し
企業会計基準委員会(ASB)での審議事項を提案する財団法人財務会計基準機構(FASF)のテーマ協議会は、6月17日に第7回の協議会を開催した。
今回のテーマ協議会では、「特許権・商標権等知的財産の価値評価及び会計処理」をASBにテーマアップすべきか否かが議論の中心となった。これは、信託業法改正案が国会で検討されており、知的財産の信託や証券化が認められる方向にあるため、早急な検討が必要という理由に基づくもの。出席者からは、「企業結合時や清算時、融資時はともかく、ゴーイング・コンサーンとしては知的財産の価値評価の必要性は認められない」「無形固定資産のフレームワークを決めてからの話だ」といったコメントが相次ぎ、時期尚早としてテーマアップは見送られた。
また、会計参与問題で注目を浴びる中小会社会計に関しては、ASBでの検討状況が報告されただけで、特に議論の対象とはならなかった。
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