会計ニュース2003年06月30日 鉄道業等の資産のグルーピングで意見が分かれる(2003年6月30日号・№025) ASB・再度、減損会計専門委員会で検討へ
鉄道業等の資産のグルーピングで意見が分かれる
ASB・再度、減損会計専門委員会で検討へ
企業会計基準委員会が6月20日に開催され、減損会計の検討状況の整理について検討した。鉄道事業等の公共的な機関や金融機関等について、事業全体でのグルーピングの可否について議論されたが、最終的な結論には至らなかった。
資産のグルーピングは各社の判断で
資産のグルーピングについては、他の資産又は資産グループのキャッシュ・フローから概ね独立したキャッシュ・フローを生み出す最小の単位で行うとされているが、公共的な機関や金融機関等に関して、「事業全体でのグルーピングができるよう手当てすべき」というコメントが寄せられていた。
このため、事務局では、キャッシュ・インフローに相互補完性がある場合には、事業全体でのグルーピングも可能とする考え方を示した。しかし、委員会では、資産のグルーピングの単位を変えることは減損会計基準に反するという意見や適用指針には記載せずに各社の判断に任せればよいとの意見等があったため、再度、減損会計専門委員会で議論すべき事項とされている。
ASB・再度、減損会計専門委員会で検討へ
企業会計基準委員会が6月20日に開催され、減損会計の検討状況の整理について検討した。鉄道事業等の公共的な機関や金融機関等について、事業全体でのグルーピングの可否について議論されたが、最終的な結論には至らなかった。
資産のグルーピングは各社の判断で
資産のグルーピングについては、他の資産又は資産グループのキャッシュ・フローから概ね独立したキャッシュ・フローを生み出す最小の単位で行うとされているが、公共的な機関や金融機関等に関して、「事業全体でのグルーピングができるよう手当てすべき」というコメントが寄せられていた。
このため、事務局では、キャッシュ・インフローに相互補完性がある場合には、事業全体でのグルーピングも可能とする考え方を示した。しかし、委員会では、資産のグルーピングの単位を変えることは減損会計基準に反するという意見や適用指針には記載せずに各社の判断に任せればよいとの意見等があったため、再度、減損会計専門委員会で議論すべき事項とされている。
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