コラム2021年09月06日 かこみコラム 金融庁、監査事務所のあり方や会計士の環境整備を検討へ（2021年9月6日号・№896）
金融庁、監査事務所のあり方や会計士の環境整備を検討へ
金融庁は秋以降に「会計監査の在り方に関する懇談会」を開催し、監査事務所のあり方や公認会計士の能力向上のための環境整備など、会計監査を巡る諸課題について総合的に検討する予定だ。金融庁が8月31日に公表した「2021事務年度金融行政方針について」で明らかとなった。また、現在公開草案を公表している監査法人等の品質管理基準を今年中に改訂するとともに、公認会計士・監査審査会において、監査法人等のガバナンス態勢、グループ監査及び監査上の主要な検討事項（KAM）等に係る検証を実施する。
そのほか、上場企業等によるサステナビリティに関する取組みの適切な開示のあり方について、金融審議会ディスクロージャーワーキング・グループで検討するとしている。
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