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会計ニュース2003年12月22日 JASDAQ・2号基準を1号基準に統合・整理へ(2003年12月22日号・№048) グリーンシート登録時に継続企業の前提の注記の有無が審査項目に

JASDAQ・2号基準を1号基準に統合・整理へ
グリーンシート登録時に継続企業の前提の注記の有無が審査項目に

 日本証券業協会は12月9日、「JASDAQ市場の登録制度の見直しについて」を、また、12月12日に「グリーンシート改革のための本協会関係規則の改正について」を公表した。
http://www.jsda.or.jp/html/oshirase/public/bosyu.html

2号基準は無くなる
 「JASDAQ市場の登録制度の見直しについて」は、登録銘柄数が3銘柄にとどまっている2号基準を1号基準に統合・整理するという案。具体的には、
・一定以上の経常利益をあげており、事業そのものが順調な企業であれば、特別損失の計上により当期純損失となっても公開が可能となるよう経常利益により評価する基準を追加。
・当期純損失となった企業であっても、成長性や将来性などが投資者から高く評価され、時価総額が一定以上である企業については、公開が可能となるよう利益に係る特例的な基準を設ける。
・安全性の観点から純資産額に係る基準を全ての銘柄に適用。
といったもの(下表参照)。
 パブリック・コメントは12月22日まで。

グリーンシート制度の信頼性向上へ
 一方、「グリーンシート改革のための本協会関係規則の改正について」は、「店頭有価証券の売買その他の取引に関する規則」(公正慣習規則第2号)の一部を改正する案。
 これによると、グリーンシート銘柄として届出を行おうとする場合の審査項目に、「継続企業の前提に重要な疑義を抱かせる事象又は状況に関する重要な注記等がなされてないこと」が追加されている。いわゆるゴーイング・コンサーンの注記の有無を審査項目に加えることで、グリーンシート制度のより一層の信頼性の向上を目指すとしている。パブリック・コメントは12月26日まで。
 
 
改正案
現行
区分なし
第1号基準
第2号基準
対象企業 全企業 全企業 限定された企業
時価総額 10億円以上 10億円以上
利益の額 当期利益が正
若しくは経常利益が5億円以上
時価総額50億円以上の場合は利益の額は問わない 当期利益が正 原則、問わない
純資産の額 2億円以上 2億円以上 問わない
株主の数 登録株式数に応じて300名、400名又は500名以上 登録株式数に応じて300名、400名又は500名以上

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