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税務ニュース2004年03月01日 大阪府・2003年度分銀行税率を0.92パーセントに引下げ(2004年3月1日号・№056) 最初で最後の徴収で、東京都の和解水準を採用

大阪府・2003年度分銀行税率を0.92パーセントに引下げ
最初で最後の徴収で、東京都の和解水準を採用


 大阪府は2月20日、税率3%で導入しながら徴収を見送ってきた外形標準課税(銀行税)の2003年度分の税率を、0.92%に引下げて徴収する方針を固めた。3月議会に条例改正案を上程する。

係争中の訴訟への影響も大
 04年度分からは国が外形標準課税を導入するため、銀行税は、03年度分が独自課税の最後の機会になる。大阪府銀行税については、銀行側が無効を主張して大阪地裁に提訴し係争中であり、今回の税率引き下げで訴訟の行方にも影響を与えそうだ。
 先行して導入し銀行側と訴訟になっていた東京都は、去年10月、税率を0.9%に引き下げて銀行側と和解している。
 

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