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税務ニュース2004年02月06日 外形標準・報酬給与額や純支払利子などの算定の疑問点に回答 総務省・外形標準課税基本Q&Aを公表

 総務省は2月4日、外形標準課税基本Q&Aを公表した。全部で35のQ&Aで構成されている。例えば、出向があった場合に、出向元法人が出向先法人との給与条件の較差を補てんするために出向先法人に対して支給する給与較差相当額は、出向元法人の報酬給与額に含まれることなどが明らかにされている。
期末で1億円以下であれば外形標準課税の対象外
 まず、今回のQ&Aにおける総論部分の主だったところでは、外形標準課税の対象となるか否かは、各事業年終了の日の現況によって判定することとしているため、期首の資本金が1億円を超えていた場合であっても、期末時点で資本金が1億円となっていれば、外形標準課税の対象にはならないとしている。
出向に係る報酬給与額の計算例を6パターン示す
 報酬給与額では、例えば、役員賞与は法人税法上、損金の額に算入されないため、報酬給与額に含まれないとする点や退職給与引当金に繰り入れた金額は、報酬給与額に含まれず、実際に退職金として支払い、損金の額に算入された時点で報酬給与額に含まれるとしている。また、出向に係る報酬給与額の計算例を6パターンに分けて紹介されている。
 
http://www.soumu.go.jp/czaisei/news/040202_qa.html

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