会社法ニュース2014年10月23日 外部会計監査人の役割を適切に果たすためには ガバナンス・コード有識者会議が開催

　金融庁と東京証券取引所が設置した「コーポレートガバナンス・コードの策定に関する有識者会議」（座長：池尾和人慶應義塾大学経済学部教授）の４回目の会合が10月20日に開催された。たとえば、外部会計監査人の役割を適切に果たすための例示として、①外部会計監査人を適切に選任・評価するための基準又は方針の策定、②外部会計監査人の独立性と専門性等についての確認、③十分な監査時間の確保、④外部会計監査人からＣＥＯ、ＣＦＯへのアクセス（面談等）の確保、⑤外部会計監査人と監査役や内部監査部門との十分な連携の確保、⑥外部会計監査人が不正等を発見し適切な対応を求めた場合や、不備・問題点を指摘した場合の会社側の対応が挙げられている。次回は10月31日に開催される予定。

http://www.fsa.go.jp/singi/corporategovernance/siryou/20141020.html