コラム2022年10月10日 かこみコラム 平均給与が新型コロナ以前の金額を上回り、3年ぶり増加(2022年10月10日号・№949)

平均給与が新型コロナ以前の金額を上回り、3年ぶり増加

 国税庁が9月28日に公表した「令和3年分民間給与実態統計調査」によると、一年を通じて勤務した給与所得者(5,270万人)の平均給与は443万円(前年比+2.4%)で、新型コロナウイルス感染拡大前である平成30年の441万円を上回り、3年ぶりに増加に転じたことが分かった。男女別では、男性は545万円(同+2.5%)、女性は302万円(同+3.2%)で、正社員(正職員)・正社員(正職員)以外別では、正社員(正職員)が508万円(同+2.6%)、正社員(正職員)以外が198万円(同+12.1%)となっている(なお、令和3年分民間給与実態統計調査より労働者区分の定義が変更され、「正規・非正規」の表記は「正社員(正職員)・正社員(正職員)以外」へと変更されている)。
 また、給与所得者の平均賞与は67万円(同+3.1%)で、2年ぶりの増加となった。同庁によると、新型コロナの影響で減少していた宿泊業・サービス業などの平均賞与額が、増加したことが一因ではないかとしている。
 民間の給与所得者の数は5,931万人(前年比0.0%)となっており、給与の総額は225兆4,195億円(同+2.8%)、源泉徴収された所得税額は11兆1,870億円(同+8.2%)であった。

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