カートの中身空

一般2026年09月11日 不登校対応でも介護休業を 申請書の作成支援ツール 提供:共同通信社

 子どもの不登校対応で介護休業を取る際、勤務先への申請書の作成を支援するツールの提供が始まった。取得を後押しし、子どものケアのために仕事を辞める「不登校離職」を防ぐのが狙い。開発したジャーナリスト石井志昂さん(44)は「介護休業が高齢の家族だけではなく、不登校の対応に使えるということが企業側を含め十分知られていない。ぜひ活用してほしい」と話している。
 「不登校のための介護休業活用ツール」で、不登校問題に詳しい石井さんがフリースクール運営会社などと8月下旬から提供を始めた。
 LINE(ライン)を通じて利用でき、子どもの氏名や年齢のほか、休業期間などを入力。「親以外と意思疎通ができない」「物を壊したり衣服を破いたりする」といった子どもの状態にチェックを入れると、申請書がPDFファイルで作成され、そのまま勤務先に提出できる。
 介護休業は、2週間以上の常時介護が必要な場合に取得できる。ツールでは「子どもの不安が強く親族にも預けられない」「急な不登校で有給休暇が足りない」など、介護休業の取得対象となり得るケースも紹介している。
 不登校の子どもを支援するNPO法人キーデザインが、不登校・行き渋りを経験した子どもの親を対象に4~5月に実施した調査によると、母親の約2割が不登校などの影響で退職したことがあると答えた。
 石井さんは「介護休業を取れば、フリースクールに行かせるなど子どもに合った対応を落ち着いて考えられる。今後の働き方について企業側と話し合う期間にも充てられる」と強調している。

(2026/09/11)

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