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一般2020年09月07日 特別企画:新型コロナウイルスの影響による上場企業の業績修正動向調査(2020年8月31日時点) 出典:帝国データバンク

新型コロナで下方修正した上場企業は1066社
修正額は製造業が51.8%と最多

はじめに
 新型コロナウイルスの感染拡大が収まらず、国内経済に大きなダメージを与え続けている。特に7月以降は感染第2波への懸念が広がった。GoToトラベル事業などの経済対策は実行されているものの、今後も経済活動へのさらなる悪影響が予想されており、新型コロナの影響で業績予想の下方修正を発表する上場企業が後を絶たない。
 帝国データバンクでは、業績予想の修正に関する適時開示情報を発表した上場企業のうち、新型コロナウイルスの影響が含まれ、業績を下方修正した企業について集計した。
※新型コロナウイルスの影響を含む要因によって業績予想を下方修正した企業のみをカウント。また、調査開始以来、一度は業績予想を発表していたものの、その後「未定」とした企業については判明している数値で集計
※本調査は前回調査(8月5日発表)に続き20回目
調査結果(要旨)
1.「新型コロナウイルス」の影響を受けたとして業績予想の下方修正(連結、非連結)を発表した上場企業は8月31日までに累計1066社(前回調査から131社増)と1000社を超えた
2.1066社が下方修正をおこなったことで減少した売上高の合計は約9兆6264億8400万円(前回調査から約2兆3093億600万円増)となった
3.新型コロナウイルス感染拡大に収束のメドがたたないなかで、全国の関連倒産は500件に迫っており、事業停止や休廃業の選択を迫られるケースが増えることも予想される

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